2009年7月22日水曜日

ビザ延長、予定にはなかったチベットへ。

みんないなくなり、それでも次から次へと日本人旅行者がシムズに訪れるが、もはやこちらからコミュニケーションをとる気がなぜか失せてしまった。

そんな中でも、なぜかみんな「チベット」へ向かおうとしているという情報が勝手に入ってくる。

まったく興味がなかったのだけど、話を聞いてるうちになんとなく興味がわいてくる。


チベット。


去年の北京オリンピックの際に暴動が起こり、外国人旅行者に対する取締りが強くなる。
基本的に外国人旅行者は「入域許可証(パーミット)」がないと入れない。
そのパーミットを手に入れるにはツアーに参加する必要があって、要するに自由に行動することが許されないのだ。


しかし、そんな状況でもパーミットなしで侵入する人が多数いるらしい。


そこに一人旅の醍醐味を感じてしまったのだ。


シムズにいる間、何人かの日本人と話し、ラサ(チベットの中心地、ダライラマの宮殿がある)へパーミットなしでいくための情報を集めていた。


ある日、ラサから帰ってきた日本人に出会い、その人に情報を聞くと、成都から北へ電車で24時間の所に西寧という町があって、ラサへはそこから電車が出ていて、その西寧に、日本人旅行者をパーミットなしでラサに侵入する手伝いをしてくれるおっちゃんがいるという情報を聞き、名前と連絡先を教えてもらった。


数日後、無事ビザの延長を終えて、西寧へ向かう。

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