



三日間ラサにいた後、成都に飛行機で一時間半で戻る。(行きは成都から西寧で24時間、西寧からラサまで24時間だったのに・・・)
3日間成都に滞在した後、昆明へ行って、0泊でバスで12時間かけてあの理想郷といわれたシャングリラへ。
しかし、実際行ってみると、そんなでもなかったけど。。期待しすぎ?先にラサに行っちゃったせいで感動が薄れてしまったのかも。
そこに2泊して、またバスで4時間かけてトンパ文字発祥の地、麗江へ。
昼間ついて、旧市街に入ると、京都の細い路地を思い出させるような風情のある石畳の小道。脇には小川が流れ、おばちゃんが洗濯していたりした。
とても美しい赴きある町だった。
「ここのほうがよっぽど理想郷じゃん!!」
と、移動ばかりで疲れていたが夢中で街中散策。
しかし、
日が落ちると町の様子は一変。
町中のレストランが、クラブやキャバレー(っていうのか?)のように、女の人たちのダンスショーやライブで重低音響かせまくり。
そのギャップに心底がっかりした。
どうやら中国人の一部の富裕層が休みにこぞって訪れるらしく、渋谷にいそうな格好の女の子がいたり、やたらみんなデジタル一眼を持ち歩いていた。(しかもやたらフラッシュたきやがて!GRぱくられてめげていた俺。俺によこせ!)
ただ、昼間の町並みは本当に美しかった。
しかし、いいかげんビザの期限が迫っていたので、そこも1泊しかできず、次の日の夜、12時間かけて再び昆明へ戻る。
朝5時、「ダオラー!(着いたぞー)」の掛け声に起こされる。
外はまだ暗い、こんな時間に昆明到着。
こんな時間に到着してどうすんだよ!といらいらしながらもバスから降りると、早速待ち構えていたかのようにタクシーやトゥクトゥクの客引きが。
しかし絶対に乗らない。
朝方呼び込みのタクシーに乗り、宿へ連れ込まれ身包みはがされた人と成都で会っていた僕は早朝の彼らの呼び込みに怒りさえ感じていた。
結局ほんのり明るくなる空の下を30分歩いてゲストハウスへ。
エントランスのソファーで寝かせてもらい、10時過ぎ、スタッフに、
「明日いっぱいで中国ビザが切れる。ラオスにバスで行きたいんだけど明日出発しても平気?」
と聞く。正直ゆっくり一泊したかったのだけど、
「今日出るべきだ!」
と言われてしまった。
ラオスまではまた24時間以上かかるから、明日出発してはビザが持たないらしい。
そんな感じで結局どたばたの中、やっと2つ目の国、ラオスに向かうことになった。