

もう一日ルアンパバーンで過ごし、さらに次の日の朝、次の町バンビエンへ長距離バスで向かった。
バンビエンに近づくにつれ、中国では見られなかった、ドラゴンボールに出てきそうな風景が広がり始めた。
6時間かけて到着。
地球の歩き方を見ながら宿を探すが、どうにも宿が見当たらない。
仕方なく同じバスに乗って来たカナダ人の男性に聞くが、やはり彼もよく分からない様子。
すると誰かが自転車で通りがかった欧米人に尋ねると、最近バスターミナルが移設したようで、地図とは違う場所にいると言うことが判明し、そこからみんなで20分ほど歩く。
しばらくすると、ラオスに入ってからは見かけなかったユースホステルを見つけ、そこのドミトリーに今夜の宿を決める。
荷物を降ろし、とりあえず町を散歩すると、とにかく欧米人が多いことに戸惑う。
夜はインド料理屋で一人でナンを食べた。
食べ終わる頃にスコールが降り始め、ものすごい音を立ててふっていた。
そんな雨の中酒に酔った欧米人たちがテンションが上がっちゃったみたいで大声を上げながら歩いている。
そんな光景を見ながら雨のやむのを待っていると、別の席にいた日本人の男の人と女の人に呼ばれ、テーブルを移動した。
30半ばくらいの二人で、男性はルアンパバーンに住んでいて、ここでレストランバーを経営しようと思っているらしい。
ビールをごちそうしてもらって、少しはなしをしたけど、男性はなんだか機嫌が良くないらしく、あまり会話は盛り上がらず、小一時間で宿に戻った。
ドミに戻ると、欧米人の二人組が寝ようとしていたが、何ともテンションがおさまっていない様子だった。
一人でこそこそ寝ようと思ったけど、最近流行りの変な葉っぱやってんじゃないかと思い、からまれてもつまらないと思ったので、急遽独り部屋に移してもらった。
移してもらった部屋は独り部屋にしてはそんなに値段も貼らず、ファンや、小さい照明、シャワートイレも着いていたのでかなり快適だった。
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