2009年10月8日木曜日

九さい溝の写真






前に書いた中国、九さい溝の写真です。

2009年10月7日水曜日

小さな奇跡



ラオス3日目は、昨日申し込んだ滝壺ツアーへ。

朝宿の前までツアー会社のピックアップが来て、そのあと何カ所か宿を回り、最終的に欧米人たち6人と一緒にウォーターフォール(つまり滝)ツアーへ出かけた。


町からツアーバスで1時間くらい走ったところにきれいな滝がいくつかあり、そのなかの何個かは滝つぼに飛び込めるようになっている。

バスは町(というか村)を出発してから1時間以上走った。
途中、昨晩一緒に飲んだ日本人達がソンテウという大型のトゥクトゥク見たいな乗り物で前を走っていて、追い越して行った。


バスで入口まで行き、チケットを買って中に入っていくのだが、入る前に一人で昼食をとっていた。
すると一人の韓国人が英語で話しかけてくれて、一緒に行こうと誘ってくれた。

一緒に食べているとさっき追い越した日本人達が到着して軽く挨拶して彼らは先に入って行った。


韓国人の彼とご飯を食べて一緒に中に入っていく。
英語ですこし会話をすると、彼は自転車で旅をしているらしい。

一緒に滝に入り、写真を撮ってくれたりした。

アドレスを教えてくれて、韓国に来ることがあれば連絡してくれと。

滝壺はとてもきれいな水色をしていた。先に何人かの欧米人達が滝壺で泳いでいた。
滝壺に張り出した木の幹にはロープがくくり着けられていて、そこからみんなターザンジャンプをして遊んでいた。

俺も何回か飛んだ。久々に体を思う存分解放できてすごく楽しかった。


そこで、水中で写真を撮れるために日本で買ったドコモの防水携帯電話を水中に入れて撮ったりしてたらまんまと故障。。。



滝の後は、小さな集落を一周させられたが、子供たちにお土産買って行ってとたかられ、いい気分はしなかった。



滝から変えると、滝壺の入り口で会ってから中では会えなかった日本人達と再会し街の中心にある小高い丘に登り夕日を見てから夜は再びナイトマーケットの屋台に集合。

直樹くんと瞳ちゃんは昨日帰ってしまったけど、今日は昨日以上に人が集まりたくさん飲んでとても楽しかった。


俺と同じように一人旅をしてる人、会社の休みをとって1週間だけ休みを取って来た人、休学して来た人、オーストラリアでワーホリを終えて東南アジアによって来た人、そんなバラバラに旅して来た人たちとラオスの小さな町で偶然出会って、1晩、2晩で笑いながら飲むと言うのは、勝手にテンションが上がってしまう。こんな出会いも奇跡だ。

ラオスは日本人がいっぱい





ラオス2日目。

自分がラオスのルアンパバーンに着いたと言う事実は、昨日乗って来た中国からの長距離バスから降りるときに添乗員のおっちゃんに、

「ヒアー イズ ルアンパバーン?」
「イエス!」

と確認した事実のみ。

そして僕はここがルアンパバーンのどこらへんなのか、まったくわからなかった。地球の歩き方の地図を見てもどうやら地図外のようでわからなかった。

しかし僕はどうにかしてチェックアウトまでに現在地を把握したかった。
今日中には地球の歩き方に書いてある日本人が多く集まる安宿に移りたかったからだ。

ノービザでラオスにいられる期間は15日間。短い期間で移動するには早いとこ日本人に会って、ラオスの特徴などの情報を聞き出した方が効率よく旅ができると思ったので、とりあえず9時に宿を出て、歩く。

地図には川や、歴史的建造物、大通りの名前が書かれていたので、とにかく市街地へ出れば自分が何処にいるかわかると思たので歩く。

さらに、現地通貨がないので、キャッシュカードが使えるATMを探す。

自分が何処にいるかがわかっていて、お金を持っていればとりあえずのんびり旅を味わえるけど、その二つ、特に現地通貨がないとかなり不安になる。

12時までにチェックアウトもしたいので少し焦る。ただ空はとてもきれい。町もいい雰囲気。


少し歩いてると「EXCHANGE」の看板を発見して、ここでトラベラーズチェックがキップに換金できるかと思って少し喜びながら入って行き、英語をしゃべれるスタッフを呼んでもらい、トラベラーズチェックを換金してもらえるか聞くとここではできないから銀行へ行ってくれと言われた。
それじゃあここはどこ?と地図を見せながら聞くけどなんだか良くわからない。
しばらく話していると、そとにトゥクトゥクがいるから、そいつに銀行まで連れて行ってもらえと銀行の名前を聞き、そこを出た。

出て宿の方に戻るように歩き始めるとすぐにトゥクトゥクを見つけ、見た目人の良さそうなドライバーを選ぶ。
銀行まで連れてってほしいことを地球の歩き方に書いてある数少ないラオス吾を交えながら説明するとおじさんは出発し、今来た道を戻り始めた。

そして宿を通り過ぎる。

ここから僕は必死に道順を覚える。

なぜなら方向音痴だから。

どこか道を曲がれば、曲がったあとすぐに後ろを振り向きその風景を記憶する。
曲がったのを覚えていても、帰りの風景は違うのでその風景を見とかないとわからなくなってしまうからだ。
さらに地図を確認しながら特徴的な建物や、道路の名前を確認し、何分移動してるかも把握する。
そこまでしておけばまず来た道を間違うことはない。
というかそこまでしないと本気で迷ってしまう。

お金もなく、荷物もなくなれない国で迷子はとても怖い。

そうこうしてるうちになにやらまわりがにぎやかになって来た。
歴史的建造物っぽい建物が見え、地図に書いてあるやつだと思い運転手のおじさんに聞くとそうだと答えてくれた。

やっと自分が何処にいるか把握できた。

そのあとすぐにATMを見つけるが、なぜかカードが利用できない。
今度は銀行に行き、そこでやっとトラベラーズチェックをキップに両替することができた。
10000円分を換金すると大量のお札を渡されとたんに余裕ができた。

そこで運転手にお金を払ったら宿まで送ってくれた。

宿に戻り、荷物をまとめ、地図を確認し早速次の宿へ。
再びトゥクトゥクで行こうとすると早速高額のお金を要求されたので値切る。

そして地球の歩き方に日本人が多く集まると書かれている安宿へ。


着いてすぐおもてのテーブルに日本人4人。

とりあえず「こんにちはー」と挨拶し中に入るとここのスタッフっぽい女の人がいて、すこし日本語も話せたのですぐにチェックイン。


部屋はベット二つに天井に大きなファン。共同シャワー。バナナと水はタダだと言う。日本人が多いから情報交換ノートや日本語の本も多い。

とりあえずたまった洗濯物を表のホースを使って洗う。宿の女の子が魚を洗っていたので代わりばんこで使わせてもらった。

レセプションのとこのいすに腰掛けて早速情報ノートを眺めていると、日本人の男の人が話しかけて来た。
肌は少し焼けていて、何やら人の良さそうな雰囲気の人。

彼は直樹君と言って同じ年だった。彼女と一緒に東南アジアを旅していると言っていた。
ラオスのことや、この宿の決まりなんかを教えてくれた。
もし良かったら昼ご飯を食べに行かないかと誘ってくれたので、ここの周辺のことも知りたかったので喜んで返事をした。

その後、彼女の瞳さんと合流し3人で食堂へ。
フォーやフライドライスがメニューにあり、昼からビールを飲みながらフォーを食べた。

2人ともとてもしゃべりやすい人で、とても楽しく、そのあとも一緒に町をぶらぶらして、日本語学校に連れて行ってもらった。
一緒に授業を聞いたり、生徒に教えてあげたりした。
学校から戻るとき、学生が3人いてそれぞれバイクで来ていたのでそれぞれバイクの後ろに乗せてもらって宿まで戻った。
夕方には早速スコールが降ったりして熱帯に来たなって感じがした。

そのあといったん別れたけど、夜はナイトマーケットが出て、日本人が集まる屋台があるからといってそこにも一緒に連れて行ってもらうことになった。


ネットカフェに行くとそこではツアーの代行もやっていて、内容を見てたら滝壺にダイビングできるものがあったので、明日のツアーにすぐ申し込んでしまった。


夜、直樹くんと瞳さんにつれられナイトマーケットへ行くと、通りの両側にいろんな食べ物の屋台がズーーーっと続いていて、そのすぐ入り口のところに日本人が6、7人でご飯を食べていた。

屋台バイキング形式で、一皿にいくら盛っても同じ値段。
ビールも買ってそこのテーブルに同席させてもらった。
大学生から30歳くらいの人がいて、久々に酒を飲んで盛り上がった。んー楽しい。