中国、昆明を17時発の寝台バスで出発。とにかくひた走り、深夜眠りについた。
バスが停車したところで目が覚める。辺りはまだ暗い。時計を見ると5時。
数人の中国人が下車して行く。
こんなに早くラオスに着くはずがないので2度寝。
しばらくすると、うっすらと明るくなり、バスはそのまま停車し続けている。
いい加減なぜ停まったままなのか気になりバスを降りる。
運転手に、ここはどこかとたずねると、「磨了」と言われ、「チケットを見せろ」と言われたので、みせると、「磨了」と書いてあり、「ラオスに行くにはさらに100元必要だ」と言われたので、あわてて近くのATMでお金を下ろす。
どうやらここは中国とラオスの国境の町で、朝が早すぎて入国管理局が空いてなかったらしい。結局そこで4、5時間は停まっていただろうか、初めての出国、入国審査を受け、しかし何事もなくパス。
そのあと、なぜかわからないがまたしても3時間くらいバスは動かず、運転手含めみんなでものすごい田舎の食堂で昼食をとった。
とてもおなかがすいてたので、衛生面には目をつむった。
バスがやっと出発。ようやくラオスに入った。
らおすにはいったとたん、あたりは熱帯の雰囲気を帯び始め、草木が生い茂り、たまに見つける建物は丸太作りの高床式住居みたいな感じ。子供たちは素足。
バスはひたすら走り続け、ついに日は落ち始める。
20時頃停車。
夕食だと言われバスを降りる。
元しか持ってなかったが、さすがに中国の国境に近い場所と言うだけあって、元で支払うとキップ(ラオスの通貨)でおつりを出してくれた。
そこから小1時間でようやく、よーーーやくラオス、ルアンパバーンの街に到着。
もうすっかりあたりは暗くなっていたので、バスを降りて目の前にあったゲストハウスに直行。
そんな高くもなかったので即決。
ちょう疲れていたので別途に倒れ込み、そのあとビールを買いに行き一人で飲んで就寝。