2009年6月27日土曜日

成都、"SIM'S COZY GARDEN HOSTEL"~九塞溝へ(1)



西安を後にし、電車で24時間、成都に向かった。
いいかげん、電車には慣れたが、とにかく24時間回りは中国人だらけだと、日記と読書だけではどうしても暇になる。なのでただただ外をながめている。

生徒に到着したのは朝の6時。駅の外に出ると、予約していたゲストハウスのネームプレートを掲げたおっさんが立っていた。

駅前で客寄せタクシーなどにのって、まんまと追いはぎに会うことがあるいう話を何度も聞いていた俺は、危機感を察知し、まさかそんなうまい具合にピックアップ来てねえだろうと思って、歩いて宿へ。

そんな遠くないだろうと思っていたが、中国の地図のスケールは日本とはちょっと違った。
結局重いバックパックを持ったまま30~40分歩いて何とか到着。

へとへとになりながらレセプションにつくと、かわいらしい女の子が「スズキサンですか?」と声をかけてきた。驚いて、「あ、そうです。」と答えると、「ナニできましたか?」とき聞かれたので、「歩いて」と言うと、「歩いて?!」と驚かれてしまった。
どうやら西安の友達が予約してくれたときにピックアップの話もあったようなのだが、俺が疑いすぎてしまったようだ。

朝早かったので、部屋が用意できていないので、庭で待っててくださいと言われたので、奥に言ってみると、とても開放的で、素敵な庭があった。
ビリヤード代や卓球台も置いてあり、とても居心地のよさそうなところだ。


昼寝をして、少しに庭でゆっくりした後、一人で夕食を済ませ、また庭の横の竹のような素材でできたリラックスチェアで休んでいたら、すぐそばで休んでいた男の人に話しかけられた。
金さんといって、仕事でシムズに来ているそうだ。

その後金さんに連れられ、シムズのバーの中二階に行くと、ほかの日本人の男の日と3人と、今朝受付をしてくれた女の子が話していた。

そこで九さい溝の情報を聞いたりして、少しだけ話をした後、下に下りて、卓球をした。

受付をしてくれた女の子は、夜勤の仕事らしく、11時過ぎに仕事に行き、その後も日本人5、6人と、欧米人とで朝の4時くらいまで卓球やビリヤードで遊んでいた。

2009年6月26日金曜日

再び西安へ、それから落陽、シャン(山カンムリに高)山





これから九塞(土じゃなくて木)溝に行くためには、また西安に戻ってくるべきだと、西安でできた中国人の友達にアドバイスを受け、北京から西安に戻る。

駅に着くと、これないといっていたはずの友達が、ネームプレートを掲げていて待っていてくれた。
来れないんじゃなかったの?と聞くと、イッツ ア サプライズ!といってくれた。

その後、彼女が働いているYHにチェックインすると、昼ごはんを食べに行こうと誘ってくれたが、なぜか見知らぬ中国人の若者二人も同行した。
なんだか知らないけど、学生らしい。

そのあと一度ホテルに戻り休んだ後、もう一人の友達と再会し、夕食を食べに行った。
そこで、明日から3日間、落陽とシャン山にツアーに行かないか?と誘われた。
どうやら今日、昼一緒に食べた彼ら学生たちのツアーにどういうわけか知らないが同行させてもらうようで、そこに俺もつれってってくれようとしてるらしい。

急な話なんでちょっと考えたけど、せっかくなので一緒についていくことにした。



次の日、友達が迎えに来てくれて、その後電車の切符を買ってきてくれて、駅の前で待ち合わせした。
駅の前で待っていると、なにやら中国人の若者がだんだん集まりだして、結局35人くらいの学生たちと電車で洛陽まで向かうことになった。

どうやら、その学生たちが研修旅行で西安に来て、泊まったホテルで受付をしたその友達が先生と仲良くなり、今回のツアーに参加させてもらえることになったらしい。


電車に乗ると、向かいの席と、隣の席に女の子の学生が座ってきた。
みんな少し英語がしゃべれるようで、英語で少し会話した後、ノートに漢字で筆談を始めたら、15人くらい集まってきて、大盛り上がりした。

とにかくみんなあかるくて陽気で、日本語でウォーアイニーはなんていうの?ときかれたので、
アイシテルと教えるとしばらくみんなお互いにアイシテルの言い合いになったりして、なんだか可愛かった。

洛陽では雲南石窟をみて、ソン山では本場の少林寺を見たけど、なんだか商業的な雰囲気でまくりであんまりよくなかった。

3っ日間、朝ご飯から一緒に学生たちと過ごし、中国の同じ世代の人の生活ぶりが垣間見えてなかなか貴重な体験ができた。

昼飯夕飯はうまかった!

学生たちとはそこでお別れして、一度西安に戻ってから、やっと次の町、成都へ向かうことになる。